2022年に現役を引退してから、本当にたくさんの方とお会いしてきました。経営者の方、自治体の方、学校の先生、地域で挑戦する若い人たち。そのなかで、何度も同じ声を聞きました。「やりたいことはある。でも、一歩を踏み出すための"誰か"がいない」 ── 業界も立場も違うのに、共通して出てくる声でした。
引退するまで、僕は野球をひとつの「前進」だと思って続けてきました。引退後、その「前進」という言葉を、もっと広い意味で使えるんじゃないかと考えるようになりました。
「前進って何ですか?」と聞かれたら、こう答えます。前進とは、目標ができること。そして、その目標に向かって、挑戦すること。たったそれだけです。でも、そのたったそれだけのことが、なかなかひとりでは始められません。誰もが「もう一歩」を求めていて、その「もう一歩」をひとりで踏み出すのが難しい。
僕にとっての「前進」は、もともと自分自身に向けた言葉でした。今は、もっと広く ── 挑戦する誰かに、もうひとり加わる ── という意味で使っています。ひとりではできなかった前進が、誰かのチカラが加わることで、できるようになる。当たり前のようでいて、これは僕にとって大きな発見でした。
ひとりではできなかった前進が、
誰かのチカラが加わることで、できるようになる。
私たちは、その「誰か」になろうとしている会社です。
タレントとして関わるのでもなく、外から眺めるのでもなく、現場の"もうひとり"として、一緒に立ちたい。それが、ZENSHIN CONNECTの立場です。引退後に立ち上げる会社の名前を、迷わずZENSHIN CONNECTにしたのも、そういう理由からです。
私たちが向き合うのは、ひとつの領域ではありません。スポーツ、地域社会、国を越えた挑戦 ── 一見バラバラに見えるかもしれません。でも、共通しているのは「誰もが、もう一歩を求めている」という事実です。それぞれの現場で、課題のかたちも、目指す先もちがう。でも根っこにあるのは、ひとつの「もう一歩」です。
事業をバラバラに広げるのではなく、ひとつの「前進」というテーマで、すべてをつないでいきたい。ひとりひとりの前進をバックアップして、また次の前進へ、別の方の前進へと、つないでいく。これが、私たちが目指す循環です。
自治体のみなさま、学校のみなさま、企業のみなさま、メディアのみなさま。小さなご相談から、大きなプロジェクトまで、ぜひお気軽にお声がけください。すみません、前進、前進、としつこくて。でも、これからも僕は、僕らしく、真っすぐ前へ進んでいきます。